「対話」について深く考えさせてもらえる一冊。
私はとにかく本をたくさん買ってしまう。
この本は何年も前に買ったと思う。表紙を取り外してしまっていた。
なぜこの本をひっぱり出してきたかというと、
尊敬する臨床心理士さんの講義を受けたときに、
近々、この「オープンダイアローグ」の研修があると
告知頂いたからだ。
オープンダイアローグに関しての書籍は何冊か
あるが、この本は最初に買ったもの。
もう一度読み返そうと、手に取った。
「ダイアローグ」は対話のこと。
この本は、心理の専門家や、ソーシャルワーカーや教師などに
向けて呼びかけてくれている。
「ネットワーク・ミーティング」「ケース会議」など
専門家が集まり、クライアントについて話し合うとき。
私たちは、クライアントのことを置き忘れてはいないか?
など、核心的な問いを投げかけてくれると同時に、
支援者のマインドの持ち方、人と人との対話の大切さを
20年以上の研究した集大成になっている。
私はもう一度、読み直して、
そうして何度でも基本に戻ろうと思うのでした。
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